白川郷

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岐阜県内の庄川流域の白川郷(しらかわごう)が「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)になったのが1995年。

茅葺き屋根の「合掌造り」と呼ばれる家屋は、今も実生活の場として使われています。

手を合わせる「合掌」のような形だから合掌造りと呼ばれていると言われていますが、名前の由来は他にも諸説あるそうで、はっきりはしていないようです。

なぜこの地域だけに合掌造りが残ったのかは謎ですが、飛騨地域の中でも山ひだが険しく、山深くの豪雪地帯で、交通整備も遅れ、周辺地域との交流が遮断されていることにより、家同士が助け合わないと生きていけない環境が影響したのではないかと言われています。

相互扶助の精神で、茅葺屋根の吹き替えなども村をあげてみんなで協力して行うことにより、何百年も続く家が朽ちること無く存続していったのではないでしょうか。

遺産と言っても、人々が生活し続けることによって守られてきた景色・風景なのですね。

白川郷観光でも白川郷宿泊でも、人々が今も住んで生活していることを踏まえて見ていきましょう。

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更新日2020-12-05